ビア&グルメ Beer&Gourmet ムッシュ近藤の レシピは僕におまかせ ビールをもっと美味しくいただくためのカンタン料理のご提案 ビア&グルメ Beer&Gourmet ムッシュ近藤の レシピは僕におまかせ ビールをもっと美味しくいただくためのカンタン料理のご提案

本場イギリスの定番おつまみ
フィッシュ&チップス

「フィッシュ&チップス」は、イギリスを代表する伝統料理。タラやカレイなどの白身魚のフライにフライドポテト(=チップス)を付け合わせていることから、この名がつけられています。衣には黒ビールが使われていて、カリッとした触感と深い味わいを生み出します。そんな料理にピッタリなのは、やはり黒ビール。「サミエルスミス オーガニックペールエール」は、苦みが抑えられたエールなので、黒ビールが苦手な人でも飲みやすいです。

材 料

(2人分)

タラ…2切れ
小麦粉…少々
ジャガイモ(中)…2個
サラダ油…適量
【衣】
小麦粉…50g
片栗粉…大さじ1
ベーキングパウダー…小さじ1
塩…小さじ1/8
黒ビール…100ml

つくりかた

  1. ジャガイモを皮付きのままくし切りにし、5分ほど水にさらします。
  2. キッチンペーパーなどで水気をとった1のジャガイモを鍋に入れます。そこにひたひたになるまでサラダ油を入れ、中火にかけて8~10分間揚げます。キツネ色になり、火が通ったら取り出します。
  3. ボウルに【衣】の材料を入れて、よく混ぜ合わせます。
  4. タラは皮を取り、骨があれば骨を取り除き、水気をよくふき取ってから小麦粉をはたき、3の衣にタラをくぐらせて5分ほど揚げます。揚げ油の量は鍋の深さ約3㎝、温度は200℃。衣を落としたとき、すぐに浮かんで広がればほぼ200℃です。温度が低いとカラッと揚がりません。皮を取り、骨があれば骨を取り除き、水気をよくふき取ったタラに小麦粉をはたき、3の衣にタラをくぐらせて5分ほど揚げます。揚げ油の量は鍋の深さ約3㎝、温度は200℃。衣を落としたとき、すぐに浮かんで広がればほぼ200℃です。温度が低いとカラッと揚がりません。
  5. タラがキツネ色にカラッと揚がったら完成。塩とモルトビネガー、タルタルソースなど、お好みの味付けでいただきます。

モチモチ食感がおいしい
厚切りレンコンステーキ

旬のレンコンを分厚く切って塩・コショウで味付けし、それをただ蒸し焼きにする、とても簡単なおつまみです。弱火でじっくりと焼き上げることで、もっちりとした歯ごたえと、レンコン本来の甘みが味わえます。そんな素朴な料理にピッタリなのは、爽やかな飲み口の「ピルスナー」。ビール本来の香りと味が楽しめる「オーガニックビール」なら、料理とビール、互いの味を引き立ててくれます。

材 料

(2人分)

レンコン…12cm
塩…適量
コショウ…適量
サラダ油…大さじ1/2

つくりかた

  1. 皮をむいたレンコンを厚さ3cmほどの輪切りにし、両面に塩、コショウを振ります。
  2. サラダ油を熱したフライパンにレンコンを入れてフタをし、弱火で片面約10分ずつ、両面を焼きます。
  3. 焼き上がったら、お皿に盛り付けて完成です。

ビールが止まらなくなる自家製珍味
明太子の燻製

そのまま食べてもおいしい明太子ですが、燻製にすることで風味が豊かになり、よりビールに合うおつまみになります。燻製のコクと旨味に合わせるには、同じくコクと旨味が豊かな「エール」がピッタリ。とくに「赤濁(あかにごり)」のリッチな味わいとの相性は格別です。今回は家庭用スモーカーを使用しますが、中華鍋と網でも作ることができます。

材 料

(2人分)

明太子…2~3本

つくりかた

  1. コンロの上にのせたスモーカーにスモークチップを敷いて網をのせ、中火にかけます。煙が出てきたら水気を拭き取った明太子を網の上に置きます。
  2. フタをして中火以下で2~3分加熱し、燻煙を充満させます。その後、火を止めてそのままの状態で3~5分置いておきます。
  3. スモーカーから取り出して、食べやすい大きさに切れば完成です。あまり色は付きませんが、スモークの香りは十分についています。色を付けようと火をかけすぎると中まで火が通り過ぎて、食感がかたくボソボソになってしまいます。ひと晩おくと色と香りが一層よくなりますので、そちらもお試しを。

豚肩ロースで作る
やわらか煮豚

豚バラ肉の角煮のようにコッテリではない、ふっくらとジューシーでプリプリとした食感がクセになる、豚肩ロースの煮豚です。コクと香ばしさの中に、ホップのフルーティーさを感じる「アンバーエール」がおすすめです。

材 料

(3~4人分)

豚肩ロース肉ブロック…500g
長ネギ(白い部分)…15cm
【A】
水…400cc
酒…200cc
しょうゆ…200cc
砂糖…200cc分
長ネギ(青い部分)…1本分
ショウガ薄切り…1かけ分

つくりかた

  1. 圧力鍋に【A】の材料を入れて火にかけます。
  2. 長ネギ(白い部分)で白髪ねぎを作り、水にさらしておきます。
  3. 1が沸騰したら一旦火を止め、ネットやタコ糸でしばって形を整えた豚肉を入れます。フタをして中火にかけ、蒸気が出てきたら弱火にして20分加熱します。
  4. 20分経ったら火を止めて、鍋の圧力を抜きます。
  5. 圧が抜けたら豚肉を取り出して食べやすい大きさに切り、煮汁をかけて白髪ねぎと一緒に盛り付ければ完成。

ニンニク1粒がゴロッと入った
丸ごとニンニク餃子

餃子の中で蒸し焼きになったニンニクのホクホクとした食感がクセになる、変わり餃子です。パンチの効いたこの餃子には、スッキリとしたノド越しの「ピルスナー」がピッタリ。フルボディでリッチな味わいの「サンミゲール」なら、主張の強い餃子にも負けないので、ビールの味も十分に堪能できます。

材 料

(25個分)

餃子の皮…1袋(25枚)
豚ひき肉…80g
キャベツ…90g(2~3枚)
ニラ…15g(1/6束)
ニンニク…25片
サラダ油…大さじ2
ごま油…大さじ1
熱湯…150cc

<調味料>
おろしショウガ…大さじ1/2
しょう油…大さじ1/2
ごま油…小さじ1/2
砂糖…小さじ1/2
酒…小さじ1/2
片栗粉…小さじ1/2
塩…少々
コショウ…少々

つくりかた

  1. 豚ひき肉に調味料の材料を入れ、粘りが出るまでよくこねます。
  2. みじん切りにしたキャベツとニラを1に加えて、混ぜ合わせます。このとき、野菜の水分を絞らないほうが、うまみを逃がしません。
  3. 2にラップをして冷蔵庫で1時間(※)ほど寝かせます。味が馴染むと同時に、餡が固くなるので包みやすくなります。 ※餡を寝かせる時間は調理時間に含みません
  4. 餃子の皮に餡をのせ、その中央にニンニク1片を丸ごとのせます。そして皮の端に水を付けて、ひだを作りながら皮を閉じていきます。できあがったら作業台の上に軽く押し付けて底を平に整えます。
  5. すべて包み終えたら、加熱したフライパンにサラダ油を引き、餃子を手早く並べます。そして中火で1~2分焼き、焼き色を付けます。
  6. 軽く焼き色が付いたら、150ccの熱湯を入れてフタをし、強火で5分蒸し焼きにします。
  7. フタを開けて水が残っていた強火にして水分を飛ばします。最後にごま油をまわし入れ、パリッと焼けたらできあがり。定番の餃子のタレやポン酢など、お好みで召し上がってください。