日本ビールスタッフの「気まぐれコラム」ビールがあればいつでも幸せ 日本ビールスタッフの「気まぐれコラム」ビールがあればいつでも幸せ

【大人のシャンディ・ガフ】

ビールをジンジャーエールで割った、ビアカクテルの定番「シャンディ・ガフ」。苦みが抑えられるのでビールが苦手な方や女性でも気軽に楽しめる人気のカクテルです。

<作り方>

  1. 最初にビールをグラスの半分まで注ぎます。
  2. その上から静かにジンジャーエールを注いでいきます。
  3. 炭酸が抜けないように、軽くステアしたらできあがりです。

しかし、市販のジンジャーエールで作ったシャンディ・ガフは、甘くて好みではないという声も聞きます。ウィルキンソンなどの辛みが強いジンジャーエールならシャープな味わいになりますが、身近ではなかなか手に入らないことも。

そこでおすすめしたいのが、エールビールと手作りジンジャーシロップを使った「大人のシャンディ・ガフ」。生ショウガの香りとピリッとした辛みが効いた本格的な味わいになります。イギリスのエールビールを使用すれば、本場イギリスのパブの味わいが楽しめるかもしれませんよ!

<作り方>

【ジンジャーシロップ】

材料

  • ショウガ…200g
  • 三温糖…100g
  • ハチミツ…100cc
  • 水…250cc
  1. ショウガの皮はむかず、半分はスライス、もう半分はすりおろします。
  2. 鍋に水、三温糖、ハチミツを入れて火にかけます。
  3. 三温糖が溶けたら1のショウガを入れ、弱火で10分煮ます。
  4. 粗熱を取ったら煮沸消毒した瓶に濾した3を入れれば完成。

【大人のシャンディ・ガフ】

  1. 最初にジンジャーシロップをグラスに入れます。シロップはエールビール350mlに対して、大さじ2~3杯がおすすめ。
  2. その上から静かにエールビールを注いでいきます。
  3. 炭酸が抜けないように、軽くステアしたらできあがりです。

<おすすめのビール>

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樽、缶、瓶では味が違う?
【ビールと容器の話】

よく「缶ビールより瓶ビールのほうがうまい!」とか「ビールはお店で飲む樽生が一番!」という声を聞きますが、実は樽、缶、瓶には、どれも同じビールが入っています。ですからビールの味は、どれも同じはずなのです。

しかし同じビールでもなぜ、味が違うと感じるのでしょう? ひとつは、飲み方にあります。瓶ビールはグラスに注いで飲む人がほとんどだと思いますが、缶ビールは直接口を付けて飲むケースも多いのではないでしょうか?

缶から直接ビールを飲むと泡が立ちませんので、グラスに注いだときのような飲み口にはなりません。また、炭酸ガスがほとんど抜けないまま口に入るので、舌に強い刺激を感じます。さらに缶に口を付けることで感じる金属味が、ビールの味に影響する場合もあります。

注ぎ方によっても、ビールの味に違いを感じることがあります。瓶ビールをグラスに注ぐ場合、泡がよく付いた状態で注げることもあれ、泡を立てずに注いでしまうこともあります。注ぎ方にムラがあれば、味の感じ方も変わってしまいます。

それに対してお店で飲む樽生ビールは、ビールサーバーで最適な温度、適切な泡付けがされた理想的なビールが注がれます。「ビールはお店で飲む樽生が一番!」と感じるのは、こんなことが理由かもしれません。

このように同じビールでも、飲み方や注ぎ方ひとつで、違った味に感じてしまうことがあります。「同じ銘柄なのに、味が違うような気が……」というときは、このようなことが影響しているかもしれませんね。

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泡の良し悪しはグラスで決まる!
【ビールグラスの洗い方】

このコラムの最初に、ビールをおいしく飲むための注ぎ方を紹介しましたが、今回はビールとグラスの関係について話をしていきましょう。

グラスに注がれたビールの泡は、粗いとすぐに消えてしまいます。そして、泡が消えてしまうと酸化や炭酸の抜けが早くなり、味の劣化が早く進んでしまうのです。

では、どうすれば持ちがいいキメ細かい泡を作ることができるのでしょう? それはグラスをキレイに洗うことです。「グラスはいつもキレイに洗っているよ!」という声も聞こえてきそうですが、ビールの泡はとってもデリケート。少しのホコリや油分で、キレイな泡を作ることができなくなってしまいます。

そこで、ビールをおいしく飲むためのグラスの洗い方を紹介しましょう。まずは、ビールグラス専用のスポンジを用意します。油の付いた皿やフライパンを洗ったスポンジには、料理の油分が残っています。そのスポンジでグラスを洗うと、グラスに油を移してしまうことになります。

そして、洗剤をキレイに洗い流します。十分にすすがず、グラスに洗剤が残ってしまうと、泡持ちが悪くなってしまいますので、しっかりと洗い流すようにしましょう。

すすいだグラスは伏せて水気を切り、そのまま自然乾燥させます。布巾などで拭き取ると、ホコリや油分を付けてしまう可能性があります。グラスを伏せて置くときは、風通しのいい網の上、もしくは箸などの上に置いて内側がしっかり乾くようにしておきましょう。

このようにすれば、キメ細かい泡が最後まで残ったおいしいビールが味わえます。日頃からキレイな泡を作れないと思っている人は、ぜひ試してみてください。

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このひと手間でプロの味
【三度注ぎ】

缶ビールや瓶ビールを飲むとき、無造作にグラスに注いではいませんか? 実は注ぎ方ひとつで、ビールはもっとおいしくなるのです。その注ぎ方が「三度注ぎ」と呼ばれる方法です。ビールを泡立てながら3回に分けて注ぐことから、この名が付いています。

泡をしっかり付けることで、グラスのフタになります。このフタがあることで、ビールの香りや炭酸が逃げにくくなり、最後までおいしく飲むことができるのです。

このひと手間をかけることで、普段何気なく飲んでいるビールもビアホールの味に近づきます。ぜひ一度、チャレンジしてみてください!

<「三度注ぎ」の手順>

  1. グラスをテーブルに置き、グラス底面に当たるように勢いよくビールをグラスの半分まで注ぎます。
  2. 上部の粗い泡が消えたら、今度はグラスの9分目までゆっくりとビールを注ぎます。
  3. 粗い泡が消えたら、3度目もゆっくりと注ぎます。グラスの縁から泡が盛り上がるように注ぎ入れたら完成。ビールと泡の比率は7:3が理想的です。

泡はビールの味を左右する!?
【ビールの泡の秘密】

ビールをビールらしく見せるのは、グラスにふっくらとした泡があること。ビールに泡が付いていないと、なんだかおいしそうに見えませんよね? 実はこの泡、おいしそうに見せる演出だけではなく、本当においしくするためのものなのです。

この泡は、いわば“フタ”のような役割を果たし、炭酸ガスや香りが逃げてしまうことを防いだり、ビールが空気に触れて酸化するのを防いでくれたりするのです。

また泡には、苦みの成分を取り込む性質があるため、泡を作らないと苦みを強く感じてしまいます。さらに炭酸ガスも抜けないので、本来の口当たりよりも刺激が強くなってしまいます。

今まで缶ビールは、缶から直接飲んでいたという人とは、ぜひグラスに注いでから飲んでみてください。きっと同じビールでも、味が違って感じられるはずですよ。