日本ビールスタッフの「気まぐれコラム」ビールがあればいつでも幸せ 日本ビールスタッフの「気まぐれコラム」ビールがあればいつでも幸せ

【レッド・バード】

トマトジュースを使ったカクテルは、ウォッカと合わせた「ブラッディ・メアリー」。それと、ビールと合わせた「レッド・アイ」が有名ですが、このふたつを合わせたようなカクテルがあります。それが今回紹介する「レッド・バード」です。

ビールとトマトジュース、ウォッカを合わせて作るカクテルで、アルコール度数は10度ほど。「レッド・アイ」ではちょっと物足りない、そんな人に飲んでほしいビアカクテルです。

合わせるビールは、あまりクセのないピルスナーがおすすめ。今回は東南アジアを中心に、世界中で親しまれているシンガポールのピルスナー「タイガー」にしました。スッキリとした飲み口なので、トマトジュースの味も引き立ててくれます。

スティック状に切ったセロリをマドラー代わりにして、たまにかじりながら飲むという楽しみ方もおすすめです。もう少し引き締まった味わいがいいという人は、グラスの縁をレモンで濡らして、塩やコショウをつけたスノースタイルにしたり、レモン汁やタバスコを入れてパンチのある味わいにしてみたり、好みの味を作るのもいいですね。

<作り方>

  1. 氷を入れたグラスにウォッカ30ml、トマトジュース60ml注ぎます。
  2. そこによく冷やしたビールをゆっくりと注ぎます。
  3. そして、軽くステアすれば完成です。

<おすすめのビール>

【セルベッサ・二コラ】

カンパリと合わせたビアカクテルといえば「カンパリビア」が有名です。カンパリの苦みと甘さがビールのほろ苦さとよく合う飲みやすいカクテルですが、もう少しパンチが欲しいという声もよく聞きます。

そこでおすすめしたいのが、カンパリとビールにウォッカを加えて作る「セルベッサ・二コラ」です。ビールを使ったカクテルは、氷を入れると薄まってしまうことから、あまり氷が使われません。ですがこのカクテルは、氷でグラスを満たしてキンキンに冷やして飲むのが特徴の、暑い夏にピッタリの1杯です。

アルコール度数は少々高めですが、飲み口は爽やか。氷が溶けていくことで、味わいが徐々に変化していくのを楽しむのもいいでしょう。よりビールを味わいたいという人は、ビールの量を増やしてもおいしくいただけます。

ちなみに「セルベッサ」とは、スペイン語でビールのこと。ですからこのカクテルでも、ビールの風味を存分に堪能できます。

<作り方>

  1. クラッシュアイスをグラス一杯に入れ、カンパリをグラス1/4、ウォッカをグラス1/4注ぎ、よく冷えるまでステアします。
  2. 十分冷えたらビールを注いでできあがり。

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