ビア&グルメ Beer&Gourmet ムッシュ近藤の レシピは僕におまかせ ビールをもっと美味しくいただくためのカンタン料理のご提案 ビア&グルメ Beer&Gourmet ムッシュ近藤の レシピは僕におまかせ ビールをもっと美味しくいただくためのカンタン料理のご提案

沖縄のおいしい定番料理
にんじんしりしり

沖縄の定番家庭料理「にんじんしりしり」は、千切り用スライサーで細く切ったニンジンと卵を炒めたシンプルな料理です。ニンジンをすりおろすときの「すりすり」という音から「しりしり」という名が付いたといわれています。家庭によって、ツナ缶やスパムを入れたり、味付けにしょう油や和風だしの素を入れることもあります。ここで紹介するのは、ツナ缶を入れ、塩だけで味付けしたシンプルなものです。そんな素材の味を楽しむ料理には、フルーティーな香りが爽やかな「ピンカスヴァイツェン(有機栽培)」がおすすめ。ニンジンの甘みとヴァイツェンビールの軽い酸味との相性は抜群です。

材 料

(2人分)

ニンジン…1本
卵…1個
ツナ缶…1缶(105g)
塩…小さじ1/2
サラダ油…大さじ1

つくりかた

  1. ニンジンの皮をむき、千切り用スライサーでニンジンを千切りにします。包丁で千切りにしたものと違って、スライサーで切ったニンジンはしんなりとして味がしみやすいので、スライサーでの調理をおすすめします。そして卵は溶いておき、ツナ缶は油を切っておきます。
  2. フライパンに油を引き、1のニンジンを入れて中火で炒めます。
  3. ニンジンがしんなりしてきたら、1のツナ缶と塩を入れて軽く炒めます。
  4. 溶き卵をまわし入れ、卵が固まるまでざっくりと混ぜれば完成。

ひと口でほおばる豚キムチ
キムチの豚バラ巻き

ビールとよく合う定番料理「豚キムチ」を串焼きにしたのが、今回ご紹介するおつまみです。ひと口ほおばれば、豚バラの甘みある脂、キムチの辛みと深い旨みが口の中に広がります。こんなガツンとパンチの効いたおつまみに合うのが、フィリピンを代表するブランド“サンミゲール”のストロングビール「レッドホース」。芳醇な味わいのピルスナーながら、アルコール度数は8%と高めなので、豚バラとキムチに負けないパンチ力があります。お互いのおいしさを引き立てるマッチングで、ついついビールが進んでしまいますが、アルコール度数が高いので、飲み過ぎには気をつけましょう。

材 料

(2人分)

豚バラスライス…200g(8枚)
白菜キムチ…80g
ごま油…大さじ1/2

つくりかた

  1. 長さ30cmほどの豚バラスライスを半分に切ります。キムチは水気をよく絞っておきます。
  2. 切った肉を1枚広げ、キムチひと口分(10g)ほど載せて、端から強めに巻いていきます。これをもう1枚の広げた肉に載せ、キムチが見えなくなる方向に巻いていきます。
  3. すべて巻き終えたら、竹串に肉巻きを2個ずつ刺していきます。竹串を2本使うと、肉巻きがクルクルと回転せず、焼きやすくなります。
  4. フライパンにごま油をひき、3の肉巻きを並べます。中火で3分焼いたら、裏返してさらに3分焼きます。焼き上がったら皿に盛って完成です。

爽やかな酸味があとを引く
ホタテの梅しそカルパッチョ

一年中おいしく味わえるホタテですが、季節によってその味わいは変わります。6~8月は貝柱が大きく成長し、最も旨味が凝縮される旬の季節。刺身や浜焼きなど、貝柱を味わう料理がぴったりです。甘みがとても強くなるので、梅しそカルパッチョにして、さっぱりといただくのもおすすめです。そんな旬のホタテにマッチするのが、オーストラリアを代表するクセのない柔らかな味わいのピルスナー「ヴィクトリア ビター」。華やかな香りとほんのりとした苦みが、ホタテの甘みを引き立ててくれます。

材 料

(2人分)

生食用ホタテ…5個
青じそ…3枚
ミョウガ…1/2本
梅干し…1個
しょう油…小さじ1/2
酢…小さじ1
オリーブオイル…大さじ1
コショウ…少々

つくりかた

  1. ホタテの水気をキッチンペーパーなどで取り、横に3~4枚にスライスします。青じそとミョウガは千切りにします。
  2. 種を取ってたたいた梅干し、しょう油、オリーブオイル、コショウをよく混ぜ合わせます。
  3. 1のホタテ、青じそ、ミョウガを器に盛り、2の梅ソースをかければ完成。

アンチョビの旨味たっぷり
ブロッコリーのガーリックアンチョビ炒め

味や香りにクセがなく、ほんのり甘いブロッコリーは、いろいろな料理に使われる食材。味や香りが強めなニンニクやアンチョビと一緒に炒めると、ブロッコリーの甘みが引き立つと同時に、アンチョビのコクや旨味も引き出してくれます。そんな料理と相性がいいビールは「ホワイト」。なかでも、ベルジアン・ホワイトなのに、スパイスやオレンジピールなどを使用していない「白濁(しろにごり)」のほのかな苦みとフルーティな甘みは、アンチョビとの相性が抜群です。

材 料

(2人分)

ブロッコリー…1/2株
ニンニク…1片
アンチョビ…2枚
オリーブオイル…大さじ1
塩…少々
コショウ…少々

つくりかた

  1. ブロッコリーは、食べやすい大きさの小房に切り分け、熱湯で1分ほどゆでます。
  2. ニンニクとアンチョビをみじん切りにします。
  3. フライパンにオリーブオイルをひき、ニンニクを炒めます。香りが立ってきたら、アンチョビとブロッコリーを入れて塩、コショウを振り、軽く炒めれば完成。

ガーリック風味の
アサリバター

春から初夏になると、海岸は潮干狩りを楽しむ人で大賑わい。アサリもこのころが旬となります。旬のアサリは身がふっくらとして、旨味もたっぷり。このおいしさを味わうなら「アサリバター」がおすすめです。バターとニンニクだけのシンプルな味付けにすれば、アサリの旨味がダイレクトに味わえます。そんな料理にピッタリなのが、サッパリとした口当たりの「ピルスナー」。ライトな飲み口の「サンミゲール・ライト」なら、アサリの旨味を引き立ててくれます。

材 料

(2人分)

アサリ…300g
酒…40ml
ニンニク…1片
バター…20g
万能ネギ…適量

つくりかた

  1. 砂抜きをしたアサリをよく洗って、汚れを落とします。
  2. アサリの水気を切ったら中火にかけたフライパンに入れ、酒とニンニクのみじん切りを入れてフタをします。
  3. アサリの殻が開いたら、バターと小口切りした万能ねぎを入れ、全体にからめたらできあがり。